一昨年、人形玩具学会の会員で、東大埋蔵文化財研究室のAさんからこんなものが出土した、という情報と画像をいただきました。
ただし、出土したのは裏面だけで、表はなかったそうです。出土地は文京区内です。実物は生憎別の所に収蔵されてしまっているので、直接の対面はできませんでしたが、裏面の画像から推し測ると、形はだいたい新宿区出土の丸〆猫と同じで、やや異なった部分もあるように見えますが、おそらく新宿区の丸〆猫の型から型抜きして、本丸〆の彫りを施したものと考えてよさそうです。前面がないので、推察で、新宿区の猫とほぼ同じ形、と推察仮定してモデリングしました。この刻印を見て思い出したのは、その昔、京都伏見での保寿軒と他の窯元との撫牛の本家争いの話です。 |
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